死神
しにがみグリム童話由来とされる。上方でも
あらすじ
死神から寿命の見分け方と呪文を教わり医者として大儲けした男。金に目がくらみ禁じ手を使った代償に、自分の寿命のロウソクと向き合うことになる。
ここが聴きどころ
演者によってサゲ(結末)が何通りもある稀有な噺。ロウソクの炎が消える瞬間の演出は圧巻。
オチ(サゲ)の型
演者によってサゲ(結末)が何通りもある稀有な怪談噺。ロウソクの炎=寿命という象徴を使い、炎が消える瞬間の演出が最大の見せ場です。
▼ サゲ(オチ)を見る ※ネタバレ注意
サゲには型が複数あります。継いだ火が消えて息絶える“暗いサゲ”、くしゃみや一瞬の油断で消える型、明るく落とす型などがあり、演者の解釈で結末が変わります。
意味・元ネタ・豆知識
グリム童話「死神の名付け親」やイタリアの説話をもとに三遊亭圓朝が翻案したとされます。死神を祓う呪文「アジャラカモクレン〇〇、テケレッツのパー」が有名で、〇〇に時事の言葉を入れる演者もいます。自分の寿命のロウソクを別の炎へ継ぐ場面が緊張の頂点です。