みんなのレビュー
演目・高座への感想 44件。あなたの「面白かった」が、誰かの最初の一席になります。
談志の芝浜は別格。女房が真実を明かす場面で毎回泣いてしまう。「よそう、また夢になるといけねえ」で年を越すのが我が家の恒例です。
落語=笑うものだと思っていたら、まさか号泣するとは。夫婦の情愛って言葉にするとこういうことなんですね。
五十両を投げ出す場面の啖呵で鳥肌。志ん朝の音源を何十回聴いたかわからない。人生で一度は生で聴くべき大ネタ。
當たり札を探す久蔵の狂騒が他人事じゃない。年末ジャンボの季節に聴くと効きます。人間の業が全部詰まってる。
長い噺だけど最後まで一気。娘のお久が健気すぎる。ハンカチ必須です。
松鶴の音源で。上方の荒々しさとやるせなさが同居する。「かんかんのう」の場面は文化遺産級。
人情噺の王道。ただし演者を選ぶ噺だと思う。若手のはまだ女房の凄みが出ていなかった。聴き比べ推奨。
酒が入ってからの屑屋の豹変が怖くて可笑しい。自分も酒癖を省みました…。大ネタの迫力を体感できる。
「子は鎹」。亀ちゃんが金槌を見せる場面で嗚咽しそうになった。家族に会いたくなる噺です。通しで聴けて幸運でした。
悪人が一人も出てこないのにこんなに面白いなんて。聴き終わったあと、自分も正直に生きようと思える。落語のいちばん好きなところ。
殿様の無知ネタとしては王道。さんまの焼ける匂いの描写がもっと濃い演者だと嬉しい。
気持ちのいい噺の代表格。喬太郎版は屑屋のキャラが立っていて現代的。初心者にも安心して勧められる。
さんま祭りの帰りに聴いた一之輔師匠の目黒のさんま、最高のシチュエーションでした。殿様がとにかくかわいい。
甚兵衛さんと女房の掛け合いがうちの夫婦と同じで笑うしかなかった。三百両の場面の浮かれっぷりが最高。
サゲの瞬間、会場の空気が凍った。落語でホラーを味わえるとは。演者ごとに結末が違うと知って、他の人のも聴きたくなった。
「四万六千日、お暑い盛りでございます」の出だしだけで夏が来る。季節と噺が結びつく落語文化の豊かさよ。
竿一本、扇子一本であれだけ船の迷走を表現できるのが落語のすごさ。徳さんの汗が見えるようだった。
志ん生のフラは唯一無二。「おジャンになる」のサゲの余韻よ。古い録音でも色褪せない。
ロウソクの場面の緊張感は談志が最恐。人間の欲深さをこれでもかと見せつけられる。落語は業の肯定、まさに。
本職として身につまされる(笑)。旦那の風流と長屋の暑さの対比が見事。夏に聴くと倍おいしい噺。
一之輔の若旦那は本当にダメで愛おしい。天秤棒でよろける仕草だけで笑える。人情パートとの落差も見事。
心中で笑っていいのか…いいんです、落語だから。お染の身勝手さと金蔵の間抜けさの絶妙なバランス。
下谷から麻布までの道中言い立てが圧巻。毒の効いた噺が好きな人には堪らない。志ん生の音源は必聴。
後半のお白洲の場面は江戸の法廷ドラマ。奉行の粋な計らいに唸る。啖呵だけじゃない構成の妙。
喬太郎師匠のそばをすする音で本当に腹が減った。帰りに立ち食いそばに寄ったのは言うまでもありません。
棟梁の啖呵はもはや音楽。よくあれだけ悪態が続くものだと感心する。江戸言葉のシャワーを浴びたい人へ。
オチを知ってても笑える。二人目の男の「まずいそば」の食べっぷりが最高。初心者に勧めるならまずこれ。
園児への読み聞かせのために聴き始めたら自分がハマった。一之輔師匠のテンポは子どもの心拍数に合ってる気がする。
子どもの頃絵本で読んだ話の元ネタが落語だったとは。「今度は熱いお茶が怖い」を実生活で使ってます。
面白いけど有名すぎて新鮮味は薄いかな。ただ、そばの仕草の技術は演者の力量がモロに出るので品定めには最適。
米朝師匠の百年目は品格が違う。船場の空気が見えるよう。上方版の情緒をぜひ。
枝雀版は前半の怖いもの談義が濃厚で、ほとんど怪談。そこからのまんじゅうで落差爆笑。東西聴き比べてほしい。
子どもと一緒に楽しめた初めての落語。帰り道、息子がずっと「じゅげむじゅげむ」唱えてました。教育効果もある気がする。
旦那の諭し方に泣いた。部下を叱る前にこの噺を聴いてほしい。ビジネス書100冊よりこの一席。
職人として久蔵に感情移入しすぎた。真面目に働く者が報われる話は、いつ聴いても胸が熱くなる。
定番中の定番だが、正直大人だけで聴くには物足りない。ただ言い立ての気持ちよさは癖になる。
3年間貯めた十両と正直な告白。高尾の返事の場面で涙が止まらなかった。落語は笑いだけじゃないと教えてくれた一席。
「抱いている俺は誰だ」のサゲ、これは実存哲学です。シュールという言葉が生まれる前からシュールをやっていた落語恐るべし。
吉原のしきたりが分からなくても大丈夫だった。時次郎の初心っぷりが現代の草食男子に重なって面白い。
初めて聴いたとき頭が混乱した。二度目で大笑いした。スルメ噺の代表格だと思う。
文楽の型を継ぐ高座で。甘納豆の場面で客席がざわつく理由がわかった。帰りに甘納豆を買った客は私だけではないはず。
前座さんの転失気で寄席が温まる瞬間が好き。知ったかぶりって時代が変わってもなくならないんだなあ。
小三治師匠の猪鍋の描写で本気で腹が鳴った。冬の夜、熱燗が欲しくなる危険な噺。
うちの息子がまんま金坊で笑うしかない。宮治さんの金坊は生意気さ全開で最高でした。正月に親子で聴きたい。
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