時そば
ときそば上方=時うどん
あらすじ
そば屋の勘定で「いま何刻だい?」と時刻を聞いて一文ごまかす男。それを見ていた別の男が翌日真似をするが、時刻が違って大失敗。
ここが聴きどころ
そばをすする仕草の芸。うまそうに食べる描写だけで客席が沸く、落語の身体芸の代表格。
オチ(サゲ)の型
そば代を数える途中で時刻を尋ね、一文ごまかす“数のトリック”が核の滑稽噺。翌日にそれを真似た男が時刻を間違え、かえって損をする対比でオチます。上方版は「時うどん」。
▼ サゲ(オチ)を見る ※ネタバレ注意
真似た男が調子よく数え「…七つ、八つ、九つ、十…」と刻を数え違え、ごまかすどころか多く払ってしまう。
意味・元ネタ・豆知識
そば一杯は十六文。「一、二…八」と数えた時点で「今なんどきだい?」と聞き、「九つ」の答えから続けて数えて一文をごまかします。真似た男は刻(とき)が早すぎて数が合わず失敗する。「15文」で検索されるのはこの仕掛けのためです。